嫁がいない結婚記念日
二人で生活していたときは家計のやりくりがたいへんで僕もほとんどお金を持たない状態だったので、
なにかと記念日事になるとプレゼントは買えなかったけど、二人でお祝いできるようにとケーキを買って帰ってた。
そして、今日この日も営業中にちょっと高いめのケーキを3切れ買って帰った。
嫁母は仕事でお疲れだったので先に休んでてた。
私は夕飯を食べて日付が変わらない間にケーキを食べたかったので急いで晩御飯を平らげた。
それから一人でケーキを食べた。
まさか、婚姻届を出した三年前に、三回目の結婚記念日を二人で祝えないなんて思いもしなかったし、10回、20回、50回とこの日を迎えられるものだとばかり思ってた。
嫁の事たくさん思い出した。
何気ない日常、いつも通りの風景、家に帰ると嫁が両手広げて出迎えてくれる。
喧嘩したり、じゃれあったり、ぶらっと近くの公園に桜見に行ったり…
そんなこと思うと涙が止まらなかった。
あの日常が欲しい。
僕が嫁のとこ行けるようになるころにはいまのこの気持ちは薄れてしまってるのかなって思うと嫌やなと思う。
ろくに贅沢もさせてあげれんかったし、幸せにさせてあげれたかもわからんけど1つだけわかってることは、僕は二人一緒で過ごせた8年が幸せやったってこと。
嫁の事思うとやっぱり涙が止まらんくなってしまうから気を改めてモンハンしよっとf(^_^;